自分一人では限界はある

ボルダリングというものを紹介していますが、実際にやり始めて思ったのはやり甲斐や楽しさももちろんある。ですが上手くなることもそうだが、その上達も1人では流石に限界へと行き詰まることはよくある話です。そうなるとどうしてもこれ以上にうまくなれないと嘆いている人を見かけることもあります。限界に到達してしまうなんてことは容易にあること、そしてそこから抜け出すためにはどうしたらいいのかを考えた時、どうするのが一番効果的かと考えて欲しい。

この時自分の欠点をすぐさま見つけられるなら兆しはあります、ですが人間自分の欠点ほど見たくないと感じている人も多いでしょうから、中には自分は完璧人間だと勘違いしている人もたまにいます。そういう人は大体世間体からすると非常に個性豊かとは度し難い非常識さを発揮しているものです。それと同じことで、自分の欠点をきちんと見極められるかは誰にとっても成長の秘訣です。この秘訣を実践して、今よりも自分が成長しようとする意思があればいくらでも高みへ進んで行けます。やる気の問題と言ってもいいかもしれません、個人差が出るところかもしれませんがやはり根本から自分なりに成長へと躍進していけるかどうかは人としても大事なことです。

ジムに課せられている課題もレベルが上がれば上がるほど、完登は難しくなります。そうした時、どうすれば完投できるようになるかと考えた時はやはり参考にしたい方法というものは存在しています。

能力差を理解した上で

ジムには色々な人が来ている、それこそ驚くようにスイスイ上ってあっという間に完投してしまった人を見かけることもあります。それを見る度にあれだけうまくなれたらいいのにといつになく思ってしまうものだ。そういう時こそ成長の一歩を掴み取るカギが隠されています。

これだけ人間がいれば皆それぞれ能力は異なっているもの、上手な人もいれば下手な人もいる。この場合、どちらを参考にしたいかと言われたら断然前者の、『上手い人のやり方』を参考にするでしょう。ボルダリングに限った話ではありません、世の中上手い人のやり方を見て感じ取って盗む作業は常日頃から行われているもの。盗む行為は悪いことではありません、むしろ正当化されてもいいものだからだ。

実際の社会生活でもそうしなければ這い上がれないと教育精神を唱えているところもあれば、自分自身に課している人もいるでしょう。自分一人で成長できたらそれに越したことはありませんが、そんなこと出来る人間は一人として存在しません。今現在天才と呼ばれている人も、その人より前の天才や秀才から技術を盗んでいるものだ。そうすることでコツを会得し、自分の技として技術工場を図っていく。これはおかしなことではなく、誰しも普段の生活から取り入れていることでしょう。

ボルダリングもそう、上手い人のセッションに参加してその人がどのように駆け上がっているのかを観察することにより自分の欠点をより理解・改善という形へと足が進むようにもなる。上手い人の技術を見て落胆する人もいるかもしれませんが、だからこそそこから自分なりに盗めるものは盗んでいかないと一歩踏み出すことはかないません。

盗むだけでは意味がない

注意点としては、ただいいと思った技術を盗んで実践してもそれで上達するとは限りません。盗んだ技術は『参考』に留めて、それを雛型とした『自分なりの技術』を創造することが大事なのです。コピーするのは別段難しくありません、ですがそこには自分ができない真似も含まれていたら行き詰まってしまいます。なのでどうしたら自分のやりやすい形になるかを検討して、自分だけの技量にしていけるかがポイントだ。

明らかに盗んだものだと思われると非難を浴びたり、また自分のレベルに合っていないのに無理をしているといった風にも受け取られるので自分なりの改善は必要だ。

自分の欠点は素直に認める

上達するにしても、まずは自分が普段どんなふうに登っているかを改めて見直す必要があります。そうすると必然と見えてくるのが、自分の短所となる部分ばかりだ。直視したくないという人もいるでしょう、自分のしていることは完璧だと思っている人ほど自分のミスは決して認めず、なかったものとして扱うこともしばしばある。実際の社会生活でも見受けられますが、誰だって自分のミスを分析するのは辛いです、ですが成長したいならミスはミスだと肯定するくらいの度量を持つのも大事なことです。

これが出来るかどうかで、その人が今後ボルダリングが上手になるかどうかを左右する。嘘でも脅しでもなく、普通によくある話なのでもっとうまくなりたい人は自分の欠点を見直すようにしよう。